広島カープのカープたる所以

カープファンがカープについて語るだけのブログです。タイトルは意味不明

カープの外国人選手評価

ヤクルト戦勝利で首位奪回!

バティスタも今季初打席でツーベース、ということで今年ここまでの外国人選手の評価をば。

復活のジョンソン

まずは投手陣から。

ジョンソンはここまで3試合に登板して、2勝1敗、防御率2.57。

安定感抜群のピッチングを見せてくれています。

4月7日のDeNA戦の5回1イニング以外は申し分なし。

コントロールが乱れる場面もありません。

とは言っても、これがジョンソンの普通の姿。

体調さえ良ければ、このくらいやってくれる頼もしい存在です。

ジャクソン

7試合に登板して、ソロホームラン1本の1失点で防御率1.29、文句のつけようがない成績です。

「毎回のようにランナーを出して、中々3人でピシッと抑えられない?」

いいんです。

それがジャクソンですから。

それで2年間抑えてきた実績があるので心配はしていません。

去年よりストレートのキレがよく、直球で空振りが取れていて一昨年の状態に近い気がします。

カンポス

ここまで出番なし。

でもオープン戦で見たストレートは忘れられません。

一度見てみたいのですが、チャンスは中々巡ってきそうにありません。

エルドレッド

続いて野手です。

まずはエルドレッド

打率2割2分2厘、ホームラン3本。

でも四死球12で出塁率4割超え、貢献度大です。

相手投手に与えるプレッシャーは計り知れません。

やはり欠かせない存在ですね。

メヒア

打率2割9分4厘シュアなバッティングは期待度大ですね。

ボールの見極めもよく、積極的な走塁も目立つ、カープのチームカラーに合った選手です。

一軍で充分戦力になることを見せつけてくれました。

バティスタ

怪我で出遅れましたがようやく1軍合流です。

今季初打席で目の覚めるようなバッティングを見せ、その後は2四球。

バティスタ見参!」

そう思わせる登場です。

熾烈な競争

外国人枠は相変わらず熾烈な競争です。

野手は3人の争いですが、空いているポジションは実質ファーストだけ。

右の代打としてもうひとりベンチ入りというイメージです。

正直、誰を使ってもいいという感じです。

ファーストの守備ではエルドレッドが一番ですが。

投手陣も文句なし。

 

ということで、カープの外国人選手のここまでの評価は100点。

これで文句言ったら他のチームに怒られてしまいますね。

 

今日からヤクルト戦

今日からヤクルト戦です。

川端(今村から頭部デットボール)が無事復帰し、雄平も戻ってきた強力打線とカープ投手陣の戦いに注目ですが

ヤクルト打線

とんでもない破壊力を持った打線ですね。

3年前に強打で優勝したメンバーに青木、坂口が加わるという層の厚さ。

ショートは廣岡がレギュラー定着かと思っていたら、西浦が大当り。

大引が戻るところがないくらいです。

畠山が加わったらと考えると怖いですね。

やはり今年のキーチームでしょう。

石井、河田コーチの存在もあるし。

カープ投手陣

対するカープの投手陣は、少し心配です。

今日の先発は九里。

前回のヤクルト戦ではリリーフで打たれているだけに、その雪辱なるかが見どころです。

明日は中村裕太。

本来ならもう少し二軍で調整させたかったところですが、緊急自体です。

先発に不安があるので、ロングリリーフが欲しいところですが、ベンチには九里不在。

その役は薮田が担うことになるのでしょう。

3戦目は岡田

3戦目は岡田です。

開幕前は心配しましたが、シーズンに入ってからはいいピッチングをしています。

前回に続き、ヤクルト打線を抑えてもらいましょう。

丸のとんでもない成績

2018年のシーズンも対戦カードが一巡しました。

我がカープは9勝6敗で、DeNAに次ぐ2位と、まずは順調な滑り出しです。

そのチームを引っ張っているのは、何といっても丸です。

丸のここまでの成績

打率0.444、ホームラン5本の2冠王。

確かに凄い成績ですが、この数字で語れる程度のものではありません。

たかだか15試合で、0.444、HR5本程度の成績は驚くほどではありません。

打率0.407、ホームラン4本の中日アルモンテとそんなに違わない気もします。

いいバッターが絶好調の時期なら、あり得る数字です。

丸の凄さ

丸の成績で何が凄いかというと「四死球23」だということ。

15試合で23です。

68打席で四死球23、3打席に1回はフォアボールで歩かされているのです。

安打数より多いのです。

凄いと思いません?

ホームラン5本も中々勝負してもらえない状態で打ったものなのです。

元々選球眼がよく、フォアボールが多い選手ですが、鈴木誠也が抜けたことで勝負を避けられることが多くなったのでしょう。

OPSが凄い

長打率は脅威の0.8で、アルモンテでも0.695、飛び抜けています。

少ない打数で、より多くの長打を放っていることがわかります。

出塁率も驚きの0.632。

OPS出塁率長打率)は、何と1.432です。

ちなみにOPSは打者の能力を表す指標で、0.9以上で一流選手と言われています。

1以上で超一流(年に1、2人)、三冠王クラスの大活躍で1.2です。

ちなみに、三冠王ペースのアルモンテが1.121です。

で、1.432

凄さがわかりますか?

OPSだけじゃない

ちなみにOPSは打者の走塁能力を加味していないので、機動力を持ち味にした選手の評価が低くなるという指摘があります。

丸は……

盗塁こそまだ2つですが、次の塁を狙う走塁能力は飛び抜けています。

これまでOPSが高かった選手は、王、バース、落合などで、機動力がなく歩かされることが多い選手でした。

もし丸がOPS1.2とかいう数字をあげたらとんでもない快挙です。

このままの成績(OPS1.4!)続くとは思っていませんが、1.2の可能性はありそうです。

山根和夫投手のインタビュー記事

Yahoo!ニュースに山根和夫投手のインタビュー記事が掲載されているのを見つけました。

古くからのカープファンにとっては忘れられない投手ですが、若い人は知らない人も多いと思います。

でもカープの歴史を語る上で欠かせない選手なので、少し説明してみたいと思います。

広島カープ黄金期のエース

山根投手はカープ黄金期のエースです。

それにしては知名度が低いのが残念です。

カープの歴代のエースの系譜を見ても触れられていないことが多いですね。

タイトルを獲得していないことと、実働が短かったのが原因だと思います。

時期的には、池谷公二郎北別府学、両エースと重なるまさに黄金期を支えた投手です。

カープの日本一に貢献

山根投手が大きな活躍をしたのは、1979年〜1984年の6年間です。

この6年間は、カープ投手陣の中で一番信頼された投手でした。

この6年間、カープにとっては特別な期間です。

6年間で3回の日本一を達成したのです。

そして、カープの日本一はこれまで3回。

カープの日本一全てに山根投手の働きがあったのです。

日本シリーズでは、全てエースとして活躍、相手チームのエースと投げ合い、投げ勝ったのです。

その相手がまた特別です。

1979年、1980年は近鉄バファローズの鈴木啓示投手、1984年は阪急ブレーブス山田久志投手、レジェンドと呼ばれる大エースです。

経歴

1977年にカープに入団、頭角を現したのが1979年です。

この年の7月12日に、2回からのロングリリーフでプロ初勝利。

そこから先発にまわり、150キロ近い速球と高速フォーク(今でいうSFF)を武器に、8勝をあげて優勝に貢献。

そして日本シリーズでは最優秀投手賞の大活躍しました。

翌1980年は14勝をあげ、日本シリーズでも優秀選手賞。

その後怪我に悩まされてることもありましたが、1984年には16勝で優勝に貢献し日本シリーズでは胴上げ投手になりました。

投手としての特徴

シーズンでは、驚くほどの成績を残しているわけではありません。

でも信頼感は抜群でした。

安定感

とにかく安定していました。

試合を壊すことはありません。

負けた試合でも完投してリリーフ陣に負担をかけない選手でした。

勝負強さ

一番の特徴は勝負強さです。

日本シリーズの大舞台で活躍したことからもわかるように、大事な試合に強かったのです。

シーズン中も、優勝を争う大事な試合ではことごとく勝ってくれました。

1984

カープが最後に日本一になった年です。

Yahoo!ニュースでもこの年が取り上げられています。

この年、山根投手は右肩痛を抱え、毎日痛み止めを飲みながら投げていたそうです。

デビューした頃は速球とフォークでねじ伏せるスタイルでしたが、投球スタイルも変わっていました。

スライダーとシュートで内外角をつくという別投手のようでした。

そして、シーズン、日本シリーズともに最高の成績を残し胴上げ投手になったのです。

晩年

怪我の影響もあって、1985年、1986年は満足に投げることも出来ず、西武ライオンズに移籍。

1988年にはリリーフ投手として活躍しましたが1989年を最後にユニフォームを脱ぐことになりました。

結局、プロでの通算成績は78勝64敗、黄金期を支えたエースとしては寂しい結果です。

でも、山根投手がいなければ、これまでカープは日本一になれなかったかもしれません。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180414-00010000-hathlete-base 

やっぱりセリーグは混戦に

やはりというか、予想通りというか、セリーグは混戦です。

おそらく、当分は混戦が続くでしょう。

キーはヤクルトか?

やっぱりヤクルトが好調です。

あの打線は脅威。

盗塁もカープより多いし。

あのチームのコーチですが、河田コーチと福地コーチの位置付けはどうなっているんでしょうか?

2人とも外野守備走塁コーチですよね。

特に走塁に関しては、プロ野球界トップクラスのコーチが2人揃っているので、機動力アップは間違いないでしょう。

カープファンには馴染みの深いコーチなので気になります。

DeNAは?

DeNAも好調ですね。

まあ強いのはわかっていましたが、自慢の打線が爆発する前に連勝です。

若いチームなので勢いに乗せると突っ走る可能性があるので、そろそろ止まってもらわないと、面倒なことになるかもしれません。

阪神

投手陣がいいですね。

ベテラン野手も元気ですし。

イメージは打撃のチームですが、爆発はまだです。

でも勝負強さは健在です。

一番怖い相手です。

中日

中日もピッタリ付いて来ています。

これといった強みはないですが、欠点もないチームなので、マイペースで付いていくという感じでしょうか。

巨人

いいのか悪いのかよくわかりません。

まあ勝星が上がっていないので、調子は良くないのでしょう。

でも予想以上に打線の層は厚いですね。

中軸が打ちまくっているわけではないのに打線の破壊力があります。

奇妙な現象

面白いのは、打線がいいと思っていたチームが投手力で勝ち、投手力がいいと思っていたチームが打線で勝つという現象が起きていることです。

はっきり言って怖いです。

どこのチームも本調子ではないからです。

おそらく、6球団全てが「こんなはずじゃなかったのに」という状態です。

先が全然読めません。

カープは?

もちろんカープも、こんなはずじゃなかった状態です。

逆転のカープが逆転してないのですから。

勝ちは全部先行逃げ切り。

自分たちの野球で勝っているという感じがなく、勢いに乗れません。

今後の展開

わかるわけありません(笑)

どこのチームも自分たちの野球ができていないのですから。

毎年のことですが、ポイントは交流戦です。

自分たち本来の力を出さないとパリーグには勝てません。

交流戦までに、本来の姿を取り戻したチームがペナントを優位に戦えるのでしょうが、それがどのチームか皆目検討がつきません。

まあ、それはそれで面白いですが!

キャッチャー4人体制って

キャッチャー王国広島カープ

昨日(4月12日)ようやく坂倉が出場選手登録されて、何と1軍のキャッチャー4人となりました。

ベンチ入り捕手の人数

一軍ベンチ入り捕手は3人体制が普通です。

通常、キャッチャーは守り重視なので打撃に劣ります。

ベンチにいても代打で起用されることもないので、できれば人数を減らして打力の高い野手を入れておきたいところです。

でも捕手は捕手です。

木村拓也でもない限り、代わりはいません。

レギュラーキャッチャーを一人、キャッチャーに代打を起用できるように控え一人、不測の事態に備えて予備一人の3人が普通です。

チームの状態によっては、2人ということもあります。

4人なんて、ほとんど聞いたことがありません。

レギュラーキャッチャーがいない

カープの場合、そもそもレギュラーキャッチャーがいません。

石原、會澤、磯村とレギュラークラスの捕手が3人いて、先発投手によって使い分けるという贅沢な布陣です。

もちろん比較キャッチャーなんていりません。

坂倉の役割

坂倉は控え捕手として一軍に合流したのではありません。

期待されている役割は

左の代打

です。

少し手薄の左の代打として一軍登録されたはずです。

もちろん今後を考えて、経験のためマスクを被ることはあるでしょう。

打ちまくってレギュラーを奪取するかもしれません。

でも、まずは左の代打としての活躍を期待します。

簡単に言うけど凄いこと

一軍の代打です。

打力を買われたということです。

高卒2年目の19歳のキャッチャーが。

今年のウエスタンリーグでの成績は打率3割6厘。

いい成績です。

 

と一応驚いたふりを。

え、二軍で3割?

坂倉ならそれくらいやるだろ。

去年の実績、今年のキャンプ、オープン戦から考えると驚くことはありません。

これからが勝負

問題はこれからです。

やはりキャッチャー4人は異例です。

このまま続くはずはありません。

例えば、鈴木誠也が戻ってきたとき、代わりに落ちるのはキャッチャーのうちの誰かになる可能性が高いはずです。

開幕時点では、それが坂倉でした。

それまでに坂倉が一軍の戦力として欠かせない存在になっているでしょうか?

 

 

アドゥワの投げっぷりを見て究極の投手リレーを見たくなった。

広島カープの2年目アドゥワ投手が一軍で結果を残しています。

アドゥワの投球を見てると気持ちいい。

落ち着いて淡々と投げているように見えて、強気に向かっていく姿勢がボールに現れていて。

応援したくなるピッチャーですね。

アドゥワの魅力

とにかく、精神力の強さを感じます。

ノーアウト満塁で、バッターはその日2本のHRを打っている筒香

この場面、平常心で投げられる投手なんていないはず。

ましてや19歳の投手。

「気持ちが逃げて押し出し」

「押し出しを恐れてボールを置きにいく」

これは避けて欲しいと思っていました。

「思い切って投げて押し出し」

「向かっていった結果の満塁ホームラン」

これなら、個人的には合格点かな? と。

 

ゲッツーをとったという結果よりも、球威もコントロールも乱れず、自分の力を出し切れる、その精神力に驚きです。

このまま順調にいくとは思っていませんが、今後の成長が楽しみです。

まだまだ、潜在能力が眠っていている伸びしろの高い選手なので。

アドゥワに続け!ケムナ

こうなると期待したくなるのが、ケムナ。

血がどうのこうのいう気はありませんが、「長身で運動能力が高い」選手には、大化けを期待してしまいます。

今年一年身体作りをしたら、どんな投手になっているのか、楽しみです。

カタカナ投手リレーが見たい

そうなると、見てみたいのがカタカナ投手リレー。

外国人投手3人、今年ならジョンソン、ジャクソン、カンポスを入れて、

 

ジョンソン→ケムナ→アドゥワ→オスカル→カンポス→ジャクソン

 

カタカナ投手6人リレーを見てみたい!

そう思いません?

実現したら凄いだろうな。

話題にもなるので、消化試合ででもやって欲しい。

消化試合でなく、実力で勝ち取ってくれたら、もっと嬉しい。