キャッチャー4人体制って
キャッチャー王国広島カープ。
昨日(4月12日)ようやく坂倉が出場選手登録されて、何と1軍のキャッチャー4人となりました。
ベンチ入り捕手の人数
一軍ベンチ入り捕手は3人体制が普通です。
通常、キャッチャーは守り重視なので打撃に劣ります。
ベンチにいても代打で起用されることもないので、できれば人数を減らして打力の高い野手を入れておきたいところです。
でも捕手は捕手です。
木村拓也でもない限り、代わりはいません。
レギュラーキャッチャーを一人、キャッチャーに代打を起用できるように控え一人、不測の事態に備えて予備一人の3人が普通です。
チームの状態によっては、2人ということもあります。
4人なんて、ほとんど聞いたことがありません。
レギュラーキャッチャーがいない
カープの場合、そもそもレギュラーキャッチャーがいません。
石原、會澤、磯村とレギュラークラスの捕手が3人いて、先発投手によって使い分けるという贅沢な布陣です。
もちろん比較キャッチャーなんていりません。
坂倉の役割
坂倉は控え捕手として一軍に合流したのではありません。
期待されている役割は
左の代打
です。
少し手薄の左の代打として一軍登録されたはずです。
もちろん今後を考えて、経験のためマスクを被ることはあるでしょう。
打ちまくってレギュラーを奪取するかもしれません。
でも、まずは左の代打としての活躍を期待します。
簡単に言うけど凄いこと
一軍の代打です。
打力を買われたということです。
高卒2年目の19歳のキャッチャーが。
今年のウエスタンリーグでの成績は打率3割6厘。
いい成績です。
と一応驚いたふりを。
え、二軍で3割?
坂倉ならそれくらいやるだろ。
去年の実績、今年のキャンプ、オープン戦から考えると驚くことはありません。
これからが勝負
問題はこれからです。
やはりキャッチャー4人は異例です。
このまま続くはずはありません。
例えば、鈴木誠也が戻ってきたとき、代わりに落ちるのはキャッチャーのうちの誰かになる可能性が高いはずです。
開幕時点では、それが坂倉でした。
それまでに坂倉が一軍の戦力として欠かせない存在になっているでしょうか?