丸のとんでもない成績
2018年のシーズンも対戦カードが一巡しました。
我がカープは9勝6敗で、DeNAに次ぐ2位と、まずは順調な滑り出しです。
そのチームを引っ張っているのは、何といっても丸です。
丸のここまでの成績
打率0.444、ホームラン5本の2冠王。
確かに凄い成績ですが、この数字で語れる程度のものではありません。
たかだか15試合で、0.444、HR5本程度の成績は驚くほどではありません。
打率0.407、ホームラン4本の中日アルモンテとそんなに違わない気もします。
いいバッターが絶好調の時期なら、あり得る数字です。
丸の凄さ
丸の成績で何が凄いかというと「四死球23」だということ。
15試合で23です。
68打席で四死球23、3打席に1回はフォアボールで歩かされているのです。
安打数より多いのです。
凄いと思いません?
ホームラン5本も中々勝負してもらえない状態で打ったものなのです。
元々選球眼がよく、フォアボールが多い選手ですが、鈴木誠也が抜けたことで勝負を避けられることが多くなったのでしょう。
OPSが凄い
長打率は脅威の0.8で、アルモンテでも0.695、飛び抜けています。
少ない打数で、より多くの長打を放っていることがわかります。
出塁率も驚きの0.632。
ちなみにOPSは打者の能力を表す指標で、0.9以上で一流選手と言われています。
1以上で超一流(年に1、2人)、三冠王クラスの大活躍で1.2です。
で、1.432
凄さがわかりますか?
OPSだけじゃない
ちなみにOPSは打者の走塁能力を加味していないので、機動力を持ち味にした選手の評価が低くなるという指摘があります。
丸は……
盗塁こそまだ2つですが、次の塁を狙う走塁能力は飛び抜けています。
これまでOPSが高かった選手は、王、バース、落合などで、機動力がなく歩かされることが多い選手でした。
もし丸がOPS1.2とかいう数字をあげたらとんでもない快挙です。
このままの成績(OPS1.4!)続くとは思っていませんが、1.2の可能性はありそうです。